2009年2月17日火曜日

復活します!

みなさま、お元気でお過ごしでしょうか?

約1年と1ヶ月ぶりの更新となります。ここまで日が空くと、事実上再スタートに近いですね。

みなさまにとって、どんな2008年でしたか?

私はと言えば、色々な出来事がありました。

普段通り仕事をしながら「少林少女」の応援ブログを更新する日々が続き、念願だった本広監督と亀山千広プロデューサーにお会いする事も出来ました。

それから、夢から目標へと変え少しずつ回ろうと決めた日本一周の一環で、9月の初旬には2泊3日(+@)の強行スケジュールを敢行し、東北一周ツーリングにも出かけました。ある意味、真冬に最南端を巡った旅よりもハードでした。その模様は是非、私のHP「きまぐれ写真館」をご覧くださいませ。

その後、友人との意見の食い違いから4年半続いた仕事を辞め、今現在無職の状態です。

仕事はなかなか決まりません。私のように特別な資格を持っていない者には、とても厳しい現実です。

それでもなんとかめげずに頑張っています。

いや、正直に言うと、めげていました。

もっと早くこのブログを更新したかったのですが、とてもその気にはなれなかったと言うのが現実でした。

そんな最悪な気持ちの中、どうしてこのように復活出来たかと言うと、そこに映画とビデオの影響があったのです。

無職になった5ヶ月の間に、私は5本の映画を観ました。

「20世紀少年 第1章 終わりのはじまり」

「イーグル・アイ」

「20世紀少年 第2章 最後の希望」

「誰も守ってくれない」

「ヘブンズ・ドア」

上記2本は既にDVDが発売されています。いずれこのブログでも紹介したいと思います。

「20世紀少年 第2章 最後の希望」は、非常に面白かったですね。

原作を読んでいない私には、第1章よりも面白かったと思えました。

「誰も守ってくれない」は、「踊る大捜査線」シリーズの脚本を手掛けた君塚良一さんが脚本・監督を務めた、邦画では珍しい内容の映画です。私は今まで君塚監督作品をスクリーンで観た事がなかったのですが、今作は「良くこの題材を劇場公開作品として成立させたな」を驚きました。

主人公である少女と刑事が、激しく、暗く、陰湿な仕打ちを受け続け、救いの見えない展開を見せる内容なのですが、最後に嫌な気分を残さないのです。

これ以上書くと映画の魅力を半減させてしまうのでここまでにしますが、まだ劇場で観る事が出来ますので、是非大きなスクリーンでご覧ください。

「ヘブンズ・ドア」は長瀬智也さんと福田麻由子さんの好演が光る秀作です。実はこの映画、ドイツ映画のリメイクであり、アメリカ生まれでハリウッド映画に参加するなどの実績もあるマイケル・アリアス監督が手掛けた、邦画としては異色尽くめの作品なんです。

元の映画「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」をご覧いただくのも良いのですが、まずは劇場で「ヘブンズ・ドア」をご覧いただく事をお勧めします。

こちらの作品も、いずれブログにて紹介したいと思っています。

でもまずは、仕事に就く事が大事ですね・・・そうしないとコラムを書く為にDVDを買う軍資金が生まれませんから(笑)

それから、ビデオの影響もありました。と言っても作品と出会った訳ではなく、以前から趣味でしているビデオ編集での出来事なんです。

毎年私は、友人が参加する祭りのビデオを撮影し、編集しています。昨年で5年目となりました。

その流れで、急遽おとといの日曜日(15日)、あるビデオを作成する仲間を手伝ってくれないか?と友人から誘いを受けたのです。私が参加したときには既に撮影も半分以上済んでいて大して手伝えなかったのですが、慣れない仲間の代わりに編集をしてもらえないか?と頼まれ、昨日一日かけて編集を行ったのです。

夜に友人宅を訪れ観てもらったのですが、大爆笑の高評価を得る事が出来ました。

今まで、編集終了直後にここまで喜んでもらえたことがなかったので、私も大変嬉しく思いました。

そのおかげで「何かが吹っ切れた」気がしたんです。

これだけひどい状況でも、やれば出来るんだな、と。

と言っても、もう生活費も底をつきそうです。

なんとしても働き口を探さなければなりません。

きっとブログの更新は、その後になると思いますが、こうして宣言する事によって自分への戒めにしたいと思います。


ということで、近日中にコラムを再開する事を決めました!

予定している作品は以下の通りです。

「レ・ミゼラブル 輝く光の中で」(絶版作品 中古のビデオのみ流通)

「太陽を盗んだ男」(DVD発売中)

まずは「レ・ミゼラブル 輝く光の中で」で再開したいと思います。

この作品を書こうと思った切っ掛けも、実はこの5ヶ月の間にありました。

それは昨年末の事です。

12月から1月初旬にかけて、ものすごい勢いで「ある」検索ワードが私のブログへ導いてくれたのです。1ヶ月で1000件近くの訪問者がありました。

その検索ワードとは、「バウンティフルへの旅」です。

調べてみると昨年末関西ローカルでTV放映があったようです。関東圏で観られなかったのは大変残念でしたが、(国内では)DVD化されないこの作品が陽の目を見る事が出来たのは嬉しい限りです。

そこで私は思ったのです。やはりこうして観る機会が極端に少ない作品は、出来る限り文章として残しておこう、と。

ネタバレが出来ないつらさもあるのですが、そこは今までとは違った工夫をしネタバレを含みつつ、なんとか頑張ろうかと考えています。


再開はいつと、言い切れない所がつらいのですが、なるべく近日中には再開出来ると思います。

それまで今しばらく、お待ちくださいませ。


それでは、また!!!