2005年12月31日土曜日

交渉人 真下正義

いよいよ2005年も今日で終わりですね?

でも年明け1時間前にアップしたこのコラムを皆さんが読むのはきっとお正月でしょうから、取りあえず、

「明けましておめでとうございます!」そして順序が逆になってしまいますが、「2005年はお世話になりました!」

本当は、今回のコラムは12月24日に更新したかったのです。

映画またはDVDでご覧の方は既にご存じだとは思いますが、この「交渉人 真下正義」の物語は冒頭の1分を覗き、2004年の12月24日午後4時から午後10時頃までの6時間を描いています。

リアルタイム、とまではいきませんが、その感覚を少しでも味わって頂きたかったのです。しかし出来なかったから意味がないですね。

さて、本題に戻りましょう。

最近、「邦画がハリウッドに近づいた」とか「ハリウッド的な」と言う表現が多々聞かれます。

私もその内の一人でした。しかしこの作品を見てから考え方が少し変わりました。

映画だけに限らず、音楽・芸術その他、人間が作り出す全てのものは、影響されあいその出来が高まっていくものです。

そう考えると、予算と人員を沢山使い造り上げるアメリカの作品を言うのは、面白く出来て当然なのです。出来ない方がおかしいのです。

しかし最近の邦画はどうでしょう?予算が少なく製作期間が短いものでも、面白いものが沢山造られています。新しい才能がどんどんと排出されています。その証拠に日本の映画がハリウッド映画に使われる程です。ただしこれには「ハリウッド映画の新鮮な題材がネタ切れ」と言う事にも起因しているのですが、このことは後のコラムでいつか語る事としましょう。

この映画「交渉人 真下正義」は製作費こそ公表されていませんが、撮影と製作期間は2004年の11月から公開前月の2005年4月までの、たった半年なのです。

どうです?凄いと思いませんか?あれだけ沢山のキャスト、エキストラ、フリーゲージトレインである「クモE4-600」の迫力ある疾走シーンや、パニックシーン、ラストに登場する緊迫のクラシックコンサート会場、全てがその半年の間に撮影・編集されているのです。

この短期間にはある秘密が隠されていて、これが先程の「高めあっている」にも通じるのです。

今回のコラムでは一部だけ取り上げますが、この作品で画期的だったのは、撮影システムにあります。

実は言われなければ誰も気づかない些細な事なのですが、この作品の登場する地下鉄シーンは全て東京ではないのです。

時間や撮影に関する制約、その他様々な要因があって、都内での撮影は許可されなかったのです。

となると、わざわざトンネルを掘ったりセットを組んだりというのは無理な事ですから、当然日本国内の他の場所での撮影が行われる事となるのです。

実際にエンドロールを観て頂ければ分かりますが、神戸・横浜・札幌・大阪と4箇所の地下鉄を使用しています。

しかし問題はそれだけではありません。撮影の為に看板等は全て東京の設定に変更してありますから、当然の事ながら、実際の営業運転中には撮影が出来ないのです。

これはどういう事を意味するのでしょう?

映画公開前にスカパー!で放映されていた「真下正義チャンネル」の中で明かされていますが、実は出来ても一日に数時間の撮影のみと言う、危機的状況。

ここでハリウッドで使われるシステムが生きてくるのです。

幾つかの班に分かれ、撮影の同時進行が行われたのです。それぞれの班にはそれぞれ責任者がいて監督の役割を果たし、その全てを統括するのが監督の役目、とでも言いましょうか。総監督と呼んでも良いのではないでしょうか?

この撮影システムもそうなのですが、本広克行監督は常に新しいものを取り入れ、挑戦しています。過去にも幾つか面白いものがあるので、ここでちょっとだけ触れておきます。

それはフィルム撮影の弱点を克服するものとでも言いましょうか。

最近あるトークイベントで明かされた事ですが、「踊る大捜査線2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」では、編集を現場で秘密裏に行っていました。それは、殆どの役者とスタッフに知られていない存在でした。見た目はごく普通ですが、編集機材を搭載した改造車をスタジオ脇に停車させ、その中で撮影直後の映像に編集をかけるというものです。

これが何を意味する事か、一般の方には分かりづらいと思います。

簡単に例えると、フィルムカメラとデジタルカメラの違いです。

このコラムをご覧の方々は、当然パソコンをお持ちですよね?となると、デジカメもお持ちのはず。

良く考えてみて下さい。

デジカメの利点は何でしょう?

そう、その場で確認できることです!つまり納得のいく内容でなければ、すぐに確認して取り直しが出来るのです。それを映画に取り入れたわけです。

映画というのは、特にスタジオの場合、多額の費用と手間をかけてセットを造っています。

なのに、撮影が終われば無用の長物。しかもその後の撮影の為に取り壊すのが常です。

フィルム撮影では、現像が上がる頃にはセットがない!と言うのが当たり前だったのです。

昔の巨匠と呼ばれる監督なら、劇場公開日を延ばしてでも、多額の費用をかけてセットを組み直していたかも知れません。

しかし殆どの場合、アラやミスが発見出来てもそのまま編集せざるを得ないのが現状だったのです。

本広監督は、その弱点を、デジタル撮影と同時編集で克服したわけです。

だからあれほどまでにこだわった画が観られるわけです。

ところがこれだけでは終わりません。

監督の最新作、「サマータイムマシンブルース」ではさらに上を行く試みがなされています。

実はこの「サマータイムマシンブルース」は劇場公開こそ「交渉人 真下正義」の4ヶ月後でしたが、撮影自体は先に行われていました。

そこで何が画期的だったのかと言いますと・・・

これは「サマータイムマシンブルース」のコラムまでのお楽しみとしましょう。

2006年2月24日に発売されるので、その時までお待ち下さい。必ずコラムに書きますので。


今回はもっともっと書きたい事があったのですが、泣く泣く削った挙げ句、どうしてもこれだけは書かなければいけないと思い、最後にひとつだけ触れます。お許し下さい。

それは「リンクネタ」です。

「交渉人 真下正義」はTVシリーズ「踊る大捜査線」から派生した物語です。当然の事ながら、その世界観を知っていればもっと楽しめます。

しかしこの作品は、それを知らずとも充分に楽しめる内容に仕上がっている事は言うまでもありません。

でもやはり、知っていると面白いはずです。

そんな人の為に、あるひとつの新しい試みがなされています。

それは、もう一つの物語、です。

ひょっとすると既にご覧になった方がいらっしゃるかと思いますが、この映画のさらに番外編である作品が2005年の12月7日にテレビ放映されているのです。

その作品の名は「逃亡者 木島丈一郎」

監督こそ違いますが、踊るシリーズのテイストを引き継いで、なおかつ「交渉人 真下正義」の世界感も引き継いでいる作品です。

既に「交渉人 真下正義」プレミアムエディションDVDのスペシャル特典として発売済みですが、作品の出来もかなり良い為、恐らく単体での発売と、レンタルもされる事と思います。

是非ご覧になって下さい。踊るの世界を知らなくとも、「交渉人 真下正義」を観ていれば、「あっ!」と言うリンクネタの発見が幾つもありますから。

そこでもしハマったなら、そこから「踊る大捜査線」のふか〜い世界にハマってみるのも面白いかも知れませんよ?

余談ですが、この「逃亡者 木島丈一郎」、TVシリーズ化なんて有り得るかも知れません。

もしそうなれば、冠に付いている「逃亡者」は取れてしまうかも知れませんが、かなり面白い作品になる気がするのです。もちろん、古くからの「踊る大捜査線」ファンにも満足のいくような・・・


さてさて、2005年最後のコラムいかがでしたでしょうか?

楽しんで頂けましたか?

内容には殆ど触れていないので、もし未見でここまでお読みになった方は、安心して「交渉人 真下正義」をご覧いただけるでしょう。

何度観ても楽しめる作品ですから、是非是非ご覧下さいね!


2006年の第一弾は、今までとちょっと趣向を変えてみようかと考えています。

それは、以前から頭の隅にはあったのですが、なかなか行動に移せなかった事です。

次回は、「極私的感涙”映画音楽”評」と題して、私が今までに出会った映画音楽・・・通称サントラの良さをお話ししようかと思います。

これを読んだら、映画音楽に対する考え方が少し変わるかも知れませんよ?

ちょっと書くのに時間がかかるかも知れませんが、しばしお待ち下さいませ。

遅くとも1月末までにはアップしたいと思います。


それでは、良いお年を&素晴らしい新年をお迎え下さいませ!!


それでは、また!!


2005年日本映画  127分

監督 本広克行

脚本 十川誠志

音楽 松本晃彦

撮影 佐光朗

編集 田口拓也

VFX&SUD   山本雅之

録音 芦原邦雄

照明 加瀬弘行

出演 ユースケ・サンタマリア 國村隼 石井正則 水野美紀 寺島進 他

2005年12月19日月曜日

レジェンド・オブ・フォール

今回は前回と違ってネタバレでなければ語れない部分が多々あるので、どうかお許し下さい。


約10年ぶりにこの映画を見ました。

そしてある事に気づきました。

私はこの10年、何一つ変わっていない、何一つ進化していない、そう思って生きてきました。

しかしそれは間違いだったのです。

はじめてこの映画を見た時に感じたのは、雄大な自然の美しさ、兄弟愛、そして主人公トリスタンの生き様に感動しました。

でも涙はなかったのです。一切無かったのです。

ところが今回はどうでしょう?


登場人物それぞれの悲しみが、自分の事のように胸を貫き、かき乱し、涙を溢れさせ、優しくさせるのです。

これほどまでに深い映画だったのかと。

私は、どうやらこの10年で色々な事を経験したようです。

祖父母の死、父と弟の病気、愛する人を引き留められなかった悲しみ、その全てが私の大きな糧になっていたのです。


それでは、ここからは物語のあらすじに、ちょっとした感想を交えながら進みたいと思います。

最初の涙はここでした。

物語が大きな変化を見せる序盤の終わり頃、弟サミュエルの死。

毒ガスで視力がなくなったサミュエルに聞こえた主人公トリスタンの声。途端に溢れる安堵の表情。直後に迎える悲しい死、そしてその表情全てを間近に見ながら、何も出来ずにサミュエルを殺されたトリスタンの深い悲しみ。

この全てが、一気に、津波のように私の心に押し寄せて、涙を搾り取っていきました。

正直な話をすると、前回この映画を見た時も、このシーンは辛かったのです。

でもここまでの悲しみはありませんでした。

しかし今回、これほどまでに深い悲しみがあったのかというくらいに、辛い涙でした。

次に涙が溢れたシーンは、サミュエルの墓参り。しばらく連絡を絶ち、行方の分からなかったトリスタンが突然帰郷し、河っぷちの草原に寂しくたたずむ墓の前で、涙を堪えているシーンです。

サミュエルの死の時に感じた悲しみが、そのまま甦ってきました。

そしてそれに続く、ほのかな愛を抱いていたサミュエルの婚約者スザンナの優しさを拒絶するシーン。

トリスタンの悲しみと罪の念が、私の心に深く深く心に刻まれました。

この物語の序盤で、3人の兄弟は誰もがうらやむ程の仲の良さを見せつけていましたが、サミュエルの死を切っ掛けに一気に崩れ、とうとう墓参りの直後に決定的な事態に発展してしまうのです。

家を出る兄、アルフレッド。その悲しみも深いものでした。

サミュエルの死のやり場は、愛が絡むトリスタンに向けられるのも当然です。

でもこの兄弟が、どれだけ深い絆で結ばれているのかが、ほんの些細なシーンで証明されます。

それは、劇中、要所要所に使われる、手紙の朗読です。

遠くに住む母へ宛てた手紙の一文に、兄の弟に対する気持ちが表れています。

この一文は、後に兄弟がやり直せると信じて疑わない程に説得がある文章なのですが、運命はそれを許しません。

牧場の鉄条網に絡まり泣き叫ぶ牛・・・サミュエルの死と同じ状態です。目の前で生きているのに、助けられず死を待つのみ。トリスタンの苦悩は、スザンナによって癒されていた傷を、さらに深くしてしまうのです。

このシーンのトリスタンの瞳が忘れられません。

結局去っていってしまうトリスタン。戻ってこないかも知れないのに、待ち続けるスザンナ。

どうして一所に安らげないのか、安らげさせてくれないのか、運命を恨むばかり。

全ては、サミュエルの死で神を呪った事から始まったのでしょうか?

その答は、物語の最後で描かれます。

そしてどのようにして、この父子と、兄弟と、一人の女性を巡る愛が決着していくのか?

淡々と進む物語ではありますが、劇中殆ど流れ続けているジェームズ・ホーナーの美しい旋律が、観ている者の心に、波乱や安らぎを与え、観終えた時に、優しい気持ちにさせてくれる事でしょう。

モンタナの美しい自然も特筆すべき事でしょう。この美しい風景があったからこそ、観る者は素直な心で感じられるのだと思います。


ここまでで触れる事が出来なかったのですが、3兄弟役のアイダン・クイン、ブラッド・ピット、トーマス・ハウエル、そして父のアンソニー・ホプキンスの演技は素晴らしいです。

それだけでも見る価値がある作品ではないでしょうか?

これは余談になってしまいますが、サミュエルを演じた役者の名前に見覚えはありませんか?

あの笑顔に見覚えはありませんか?

そうそう。「E.T.」のエリオット少年です。

すっかり大人になって、ビックリしませんでしたか?

しばらくショービズの世界から離れていたのですが、最近の活躍は目覚ましいものです。

どうかこのまま、素晴らしい役者の道を歩んで頂きたい、そう願います。


さて、次回は恐らく今年最後のコラムになるかと思います。

前回の予告通り、「交渉人 真下正義」をお贈り致します。

本広映画の最高傑作であり、あの「踊る大捜査線」から派生した新たな伝説の始まりです!

どうか今年最後の映画は、これをご覧になってハラハラドキドキしながら新年を迎えて下さいね!


それでは、また!


1994年アメリカ映画  132分

監督 エドワード・ズウィック

原作 ジム・ハリスン

音楽 ジェームズ・ホーナー

撮影 ジョン・トール

出演 ブラッド・ピット アンソニー・ホプキンス アイダン・クイン ジュリア・オーモンド ヘンリー・トーマス

2005年12月4日日曜日

ストリートオブファイヤー

今回はあえてネタバレにならないコラムで勝負しましょう。


この映画は、今までに沢山あったようで、あまり見かけないタイプの映画です。

映画とミュージックビジネスが密接に結びついた80年代だからこそ実現出来た珍しいタイプとでも言えるでしょうか。

まず、この映画に登場するエレン・エイムやその他のグループは実在しませんが、その歌は、実際のアーティスト名でサントラ化され、しかも幾つもの曲がシングルカットしチャートの上位に上り詰めました。さほど有名でもないアーティストを、映画と結びつけてヒット・成功させた良い例の始まりではないでしょうか?

有名なアーティストを多用した、同時期に公開の「フットルース」と対極をなしているとも言えます。

しかもこの映画では、映画の為の限定ユニット「Fire Inc.」が結成、映画のオープニングで観客をグッとつかみ、エンディングでは主人公トムとエレンの揺れ動く心情を見事に演出しています。

ちなみに前回のコラムで述べた「日本語の歌詞を付けてTVドラマの主題歌になった」のがこの曲であり、カバーされた日本でも大ヒットしたのです。

その曲名は「今夜はエンジェル」歌 椎名恵。きっと30代より上の方には記憶に残っているでしょう。

「ヤヌスの鏡」というドラマの主題歌です。

話が逸れてしまいますが、この頃のTVドラマはカバー曲が多かったですね。

例えば「スチュワーデス物語」の「ホワット・ア・フィーリング」は映画「フラッシュダンス」、「不良少女と呼ばれて」の「ネバー」・「スクールウォーズ」の「ヒーロー」は共に映画「フットルース」等々。知られていないところでは、あの渡辺美里のデビュー曲もフットルースのサントラからのカバーでした。

個人的に「今夜はエンジェル」と言う曲名に不満はありますが、国内で発売されたサントラでの本歌の曲名が「今夜は青春」だった事を考えると、仕方のない事かも知れません。

ちなみに本当の曲名は「Tonight is What it Means to be Young」です。「今夜は青春」と言う訳は、成る程ですね。

この映画が公開された1984年前後は、日本のカバー主題歌同様、音楽映画の当たり年でした。先程触れた「フラッシュダンス」「フットルース」、翌年には「セントエルモスファイヤー」(後にフジテレビでドラマ化された「愛という名のもとに」に多大な影響を与えたとされる)、そして「ストリートオブファイヤー」どれもがそれぞれの曲の個性を引き立て、似か寄らない作品に仕上がっていました。

その中でなぜこの作品を取り上げたのか?

一つ目は、歌ばかりが注目されている映画の中で、恐らく唯一、バックに流れるサントラを重要視しているからです。歌に負けない量のサントラが、観る者の心を血湧き肉躍らせるのです。

その音楽の作曲・演奏者は、ライ・クーダー。天才的ギタリスト。

「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」と言えば、普段映画を見ない音楽好きの方にも有名な作品ではないでしょうか?

彼の音楽がなければ、この映画は成立しなかった、と言っても過言ではないでしょう。

残念ながら、サントラには収録されていませんが、その曲の一部が、彼のベスト盤に収録されているので、映画を気に入ったら、是非聞いてみて下さい。映像がなくとも、素晴らしい音楽です。

さて、もう一つの理由。それは、この映画の持つ普遍性です。時代が変わっても色褪せない魅力と題材、なのかも知れません。

ストーリーは至って単純。

例えれば、ヒロインを奪われそれを助ける西部劇。邦画にするならば、一匹狼の高倉健。

不器用だけれども、どこか憎めない、そんな男の憧れを描いています。そこに恋愛映画の要素をミックス、でも基本は壊さない程度の色づけに終わっているのは、さすがと感じさせます。

主人公を演じるマイケル・パレのどこか田舎臭さを感じさせるところも、ひとつの魅力と思えます。

監督のウォルター・ヒルも素晴らしい映像を演出しています。

タイトルにもなった、ネオン灯る闇の中で炎に包まれた大通りは、興奮の中に、美しささえも感じさせます。

分かりやすい物語と相まって、20年以上経った今見ても決して色褪せない魅力を作り出しているのです。


難しい事ばかり考えさせる最近の映画に疲れたあなた、是非、単純明快で後味の良いこの映画を、年が明ける前にご覧下さいませ。

LD時代にもDVD時代にも、いち早く発売されたタイトルですので、中古等も豊富に出回っているはずです。


さて、今月のコラムはあと2回更新致します。

12月中旬は、ブラット・ピット主演「レジェンド・オブ・フォール」、下旬には本広克行監督の大ヒット作「交渉人 真下正義」をお贈り致します。

どちらもオススメの映画ですので、是非是非ご覧になってから、このコラムに挑んで下さいませ。

ちなみに「交渉人 真下正義」は12月17日の発売です。


急激に寒くなりましたが、くれぐれも体調にはお気を付け下さいませ。


それでは、また!


1984年アメリカ映画  94分

製作 ローレンス・ゴードン

ジョエル・シルバー

監督   ウォルター・ヒル

脚本   ラリー・グロス

音楽   ライ・クーダー

出演   マイケル・パレ ダイアン・レイン リック・モラニス エイミー・マディガン